2016年7月26日火曜日

腹部(内臓)推拿のモニターを募集します


施術のモニター募集は終了させていただきました。


施術をしていく中でいろいろと考え、学んできましたが、
これまでしていなかった腹部への施術をしていこうと考えています。


腹部への施術を考えるきっかけとしては、
各種の疾病に関して内臓と感情の関係が切っても切れないものと
感じることが多くあるからです。

東洋医学では感情と臓腑を関連づけていて、
感情やストレスは内臓にたまると考えられています。


施術をしていく中で感情(特に不安やストレス)が
からだの不調を作っていると感じることが多くあります。

それも、昔のものをずっと抱えているように思います。
それが種々の不調の大きな原因になっていると感じています。

それをこれまでは経絡という考えのもとで施術してきました。



腹部推拿を通して実現できればと思っていることは
下記のようなことです。



1.腸を動かす、整える

最近、腸に関する書籍など多く出ていますが、
腸の働き、重要性を非常に大きく感じています。

例えば、免疫において、腸が重要な働きを担っているとわかってきています。

いろいろと学ぶ中で腸を整えることが免疫力や自己治癒力を
高めるひとつの方法になるのではないかと考えています。

腸に関してはこれからまだまだ勉強をして、
お伝えできることを増やしていければと思います。


2.全身に作用するということ

経絡は内臓とつながっています。
ですので、これまでは腕や足の経絡上にあるツボを操作することで
内臓を整えることを考えてきましたが、逆の流れをします。

内臓を操作することで、経絡を通じて腕や足に効果を出そうと思っています。
腹部への施術をしていくことで、冷えや頭痛などの
根本的な体調、体質の変化を促せればと考えています。


3.腹部・おへそは自分の中心

自分の中心をゆるめることで自分自身と
つながりやすくなるのではないかと思います。

いろいろな価値観、不安など多い世の中ですが、
自分の中心とつながる、ブレないということにつながるのではと考えています。


4.精神的な落ち込みに

以前の記事にも書いた内臓と精神の関係に加えて、
小腸でセロトニンという快楽物質が作られているなど、
腸と精神的な症状との関係がわかってきている部分があります。

ですので、腸を整えることが精神的な落ち込みに対しても
プラスの働きをしてくれるのではないかと考えています。

そういったことも施術と合わせてお伝えしていけるようになればと思います。


5.自分の中にある感情に氣づく、認める

僕はずっと、治すということはしないと言っていますが、
この腹部推拿に関してももちろん同じです。

何かが”治ります”とこちらが言ってアピールし、
そこに”治してください”とやってくるその時点で
自己治癒力というものが発揮されない状況を作っていると思うのです。

それが今の医療の問題でもあるのではないかと思います。


本当の意味でよくなるとか治ると言うことは、
その感情を認めることからしかはじまらないのではないかと思います。

そのきっかけになることができればと思います。



少し長くなりました。


まず、モニターの方にしばらく施術をさせていただいて、
手技への感想、受けた後の感想・変化などおうかがいできればと思います。


しばらく受けていただき経過も見たいと考えています。
週に1度、もしくは2週間に1度の割合で
数回施術を受けていただける方を募集します。

期間は8月から9月末までの2ヶ月。
一回の施術時間は30分~40分程度を考えています。

期間中は腹部推拿モニターの方は無料です。


もちろん、これまでの施術は行っていますので、
全身の施術が受けたい方はこれまで通りご予約ください。
※腹部推拿以外は有料です。


10名程度の方をモニターさせていただければと考えています。
ご遠慮なくお申し出くだされば幸いです。



施術のモニター募集は終了させていただきました。


【腹部(内臓)推拿 モニター】

期間:2016年8月1日~2016年9月30日(10:00~19:00)

施術時間:30分~40分程度

場所:QUIN 2階
〒662-0072 兵庫県西宮市豊楽町5-26

お申し込みの際に:
お腹の施術のモニター希望とお伝えください。
1回目の予約希望日をお伝えください。

お申し込み先:
前田晋吾
meguri.maeda.0710(a)ezweb.ne.jp

(a)を@に変えて送信してください。



2016年7月25日月曜日

からだの片側ばかりに症状が出ることについて

例えば、

からだの右側ばかりに症状が出る。
肩コリも、足の痛みも、目の不調も右側だという。

片側ばかりに症状が出るということは
施術をしているとよくお伺いします。


ひとつの解を東洋医学的にお答えすると、
からだに流れる経絡を氣がうまく巡っていないからというのは
ひとつの答えになると思います。


東洋医学では、経絡という”氣の通り道”を考えています。
そこに氣がうまくめぐっているということが、
健康を考える上で重要としています。

この経絡を氣がうまくめぐらずに滞ってしまったときに
経絡上に痛みが出るという考えを”不通即痛”と言っています。


ここまでよろしいでしょうか。
氣が滞ると、経絡上に痛みが出る。



そして、経絡がからだにどう分布しているかですが、

からだの前後の正中線上に2本(任脈・督脈)。

そしてからだの片側に12本。
この12本は左右どちらにもあり、左右対称です。

この12本の経絡はつながっていて、
氣がめぐっています。



これらのことを合わせると、
からだの片側にある経絡のどこかで氣の滞りがあると、ある箇所に痛みや不調がでる。
氣の滞りは解消されていないので、同じ側の別の箇所にも不調がでる。

ということが溜まって行くと、からだの片側ばかりに
不調が起こるということは考えられることです。


これは東洋医学をベースに施術をしている人、
経絡を意識している人独特の考え方かもしれませんし、
他の人には他の理論があるのでしょうが、
不調に対するひとつの解になるのではないかと思います。


ちょっと難しい話になっちゃいましたねー。
直接お話しないとわかりにくいかな。

経絡や氣のことを知りたい!というワークショップなどの
ご要望ありましたらぜひお気軽にお声がけください。

2016年7月24日日曜日

ごちそうじかん@マルメロに参加しました

先日、友人の山崎ちひろさんの主催している
”ごちそうじかん”に参加してきました。


ごちそうじかんは、

”「今日なに食べる?」からはじまる
みんなでつくって一緒にたべるごはん会”

として、元町で開催されています。


ちひろさんとは、この活動をはじめられる前にたまたまお会いして、
”こんなことをしたい”という構想を聞いていたのですが、
はじまった会に実際に参加してみて思った以上に素敵な活動になっていました。


知らない人と何を食べるかというところから決めて、
自分が作れるもの、作ってみようと思ったものを
他人と作って、できたものを一緒に食べる。

やっていることは書いてみるとこんなもの。
ですが、その中に本当にいろいろなことがあるなと思います。


集まった人の中にはお店をされている方もいれば
普段は料理をしないという人もいます。

調理の仕方のわからない野菜があれば誰かに聞いたら教えてくれる。
誰もわからなければネットで調べる人がいる。
ちょっと味を失敗したかなと思っても、みんなが「大丈夫、大丈夫」という。

テーブルの準備もみんなで、片付けもみんなで。

みんなが自分のできることを、できるだけやっていく。
そこにいる人を誰も否定していない。

自分の普段の料理と違うやり方をみて、違いを学ぶ。
自分を知る。


いろんなことがあるなぁと思います。

もしかしたら、多くの人と同じ場を共有して作業をするとき、
例えば仕事でも趣味のサークルでも、
これだけ他人を認めて、人の悪いところを意識せずにいられる
ということだけでも珍しい場なのかな、と思ったりもします。



7月から9月のごちそうじかんでは、
農家さんの支援プログラム「CSAファームシェア」の取り組みにも参加され、
その野菜を使っています。
こういう意識がある方が主催というのもありがたいなと思います。


思いつくままダラダラと書きましたが氣になった方はぜひ参加してください。
なかなか氣を使わくていいメンバーが集まって、
ひとりはお店をされている方だったので今度はお店に行ってみよう、など
いろいろとつながりも増える会だと思います。


ちひろさんの活動は下記URLで。
今回参加した夏のごちそうじかん(7月から9月)の案内記事です。
http://shioneya.blog.jp/archives/4719290.html


奥さんがでかけるということで参加したのですが
おしゃれで美味しいものがたくさん食べれて楽しく幸せな時間でした。

ごちそうさまでした!


※写真はfaebookからいただきました。
もうちょっと料理の写真があればよかったな。


2016年7月23日土曜日

耳の反射区

耳にも反射区があります。

耳つぼジュエリーなどが流行りましたが、
耳つぼジュエリーも耳の反射区に刺激を与えて各器官などの
血流をよくするという足裏などの反射区と同じ考え方ですね。


顔と頭の施術のときに、耳にも施術をさせていただきます。
耳だけをするというわけではないので
それほど時間をかけるわけではないのですが
施術の中で思っていることがあります。


それは、首・肩がしんどいと訴えてこられた方は
耳たぶの上あたりが固いということです。

耳たぶの上といっても真上というよりは
耳の外側の縁に沿って少しだけ上がった辺りという感じです。


耳も足や手ど同様に全身を表すとされていて、
よく胎児を逆さまにした形と言われます。

耳たぶが頭、耳の内部にいくと内臓の関係になります。


耳も自分で触りやすい部分ですし
なにより面積が狭いので氣持ちいいぐらいの力でもんでいると
普段のケアにもいいのですが、
特に首のコリなど感じている方は一度耳を触ってみてください。

そして最初ちょっと痛いかもしれませんが揉みほぐしてみてください。
僕はこれで首が楽になったことがあるんですよねー。



2016年7月22日金曜日

精神的な落ち込みに対して

精神的に落ち込んでしまったときに。

精神科に通って薬を飲んでも治らなくて困っているという話も聞きます。


僕も一時期、鬱っぽくなってしまったときがあります。
何回か書いているように、僕の場合は薬が飲めないので
精神科の病院には行かず。

ということでまっすぐ東洋医学の方へ。


やったことは”お腹を強くすること”でした。

東洋医学では”お腹”のことを”脾”と言います。
そしてこの”脾”が弱ると不安が強くなる。
くよくよと悩むということが起こりやすくなります。


また、”脾”で”氣血水”が作られるのですが、
この”血”も精神の安定に重要です。

東洋医学では”血”が足りなくなると精神が不安定になったり、
健忘や不眠になったりすると考えています。

また昔の医学の考え方にも
”魂は血に宿る”とか”血液は肝に源を発し、肝には血と魂が宿る”と
考えられていたそうで、血と精神・魂というものが関連付けられています。


東洋医学的に自分でできるお腹を強くするということで言えば、
・胃腸に負担のかかるものを減らす
冷たいもの・脂っこいもの・生もの・辛いもの・甘いもの
・ストレスを減らす
・ゆっくりと、しっかりと噛んで食事をする


血をためるという点では、
・しっかり睡眠をとる
・目を使いすぎない、休ませる
・食べ物では、ひじきやレバー、プルーンなどのドライフルーツを意識的にとる


などでしょうか。


西洋医学とは違うアプローチになりますが、
一度”お腹を強くする”という点から自分のことを見てみてもいいかもしれません。


思えばあの頃、東洋医学なんて全然知らなかったのに
仕事の休み時間はひたすら寝てました...

防衛本能が働いていたんですかね...


2016年7月21日木曜日

施術やってます

なぜか、「今は施術やっていますか」と聞かれたり、
僕ではなくても「めぐりさんって今施術やってる?」と
他の人に聞いて来たという方が続くので一応書いておきます。



施術、変わらずやっております。



定休日は特にありませんが、
ひとりでやっているということと
出張などが入る場合がありますので
事前にご予約をお願いしております。


今年はエアコンも付きまして、快適です。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。



ご予約は下記へ。


前田晋吾
09067384765
maeda@meguri-suina.com

自分の健康は自分で

医療の側にいる人から、
国の医療費が本当に足りなくなるという話を聞きました。

国家予算の半分の40兆円が医療費だそうです。
そして、少子高齢化に伴ってこれからますます医療費が必要。
けど国に入るお金は少なくなるということで
医療者はこの自体をいかに乗り切るか真剣に考えているということ。


そんなことを聞いて少しネットを見てみたら
社会保障改悪が狙われているとか見つかりますが、
これはもう誰が舵取りしてても予算が苦しいのは仕方ないだろうと思います。


ということは、自分でなんとかしないといけない。
医療でも介護でもお金がどんどんかかるよ、ということですから。


東洋医学は予防の医学、未病を治すという部分が大きいですから
もう少しこっちによってきてもらって
一緒に何かできるといいのになぁと思います。

なるべく医療費を使わなくてもいい方向に持って行く。
それぞれが得意な分野で活躍ができるといいと思います。


何かあったら医療のお世話になるという前に、
事前に自分のからだのケアをする。
しんどかったらちゃんと休む。

それだけでもできるようになると変わると思うんですけどね。


共産党さんのホームページに大改悪と銘打って表が載っていました。
うーん、まぁお金はかかるようになっていくんじゃないですかねぇ。





2016年7月20日水曜日

腸のつまりと頭痛

ひとつ自分の体調の崩れと症状について。
これが皆さんに当てはまるとは思いませんが、
こんなこともあるよ、という話。


自分の体調が悪くなるときは決まっていて、
夜に(お風呂上がりに冷えるor寝てる時に冷える)でのどが痛くなるところからか
腸が動かなくなる(これは感覚の問題なのですが、
コーヒーを飲みすぎたり冷たいものが重なるとなる)ことのどちらかから悪くなります。


で、熱が出て目の奥が痛くなって頭痛がして、
頭痛が取れれば完治という感じで経過します。


そしてその最後のところ。
頭痛がする、が最後に残るのですが、
不思議と便が出るとすっきりして頭痛も取れます。


マクロビを勉強された方はご存知なのかもしれませんが、
久司道夫先生の顔診の本など読みますとおでこのところが
大腸と小腸となっていて、腸の不調はおでこを見るとわかるとあります。

最近はちょっと感覚がわかってきて、
おでこと眉の間のあたり(これは肝臓)に見ていて違和感を感じる人は
数日前に暴飲暴食をしていたりします。

なんとなくですし、みんなわかるわけではないですが、
この人は肝臓と腸が疲れてるなーというのがわかったりします。


こういうことからも、最後の頭痛がすっきりするのは
腸がすっきりしたから起こるのではないかと思っていて
自分のからだのことながら興味を持っています。

頭痛のときに首のあたりも張っていることが多いのですが、
頭を腹部ととらえると首のあたりは直腸と似ているから、、、
とか、いろいろからだについては見方があります(これはたぶんフラクタルと言うと思う)。


なんにせよ、自分で自分のからだの治り方・プロセスを知っておくと
必要以上に不安にならず安心ではないでしょうか。
それぞれ特徴がありますからね。

けど頭痛はしんどいからなるべくなりたくないなー。

2016年7月19日火曜日

二元論にならないこと-中庸2

西洋医学やワクチンがよくない、砂糖もよくない
抗がん剤は効かないなど東洋医学視点の側から見ると
よくいろんな批判を目にします。

逆に西洋医学・科学側の視点で見ると
代替医療なんて効かない、エビデンスがないなどの
批判になると思います。


基本的にはどちらにも属さず、
どちらにも利点があると考えています。

なので、その人がどのような判断をしていても特になんとも思いません。
本人がいいのならよいではないか。


ただ自分のことで言うと西洋医学の薬を飲むと余計に体調が崩れます。
最近は白砂糖を取るとこれまた体調が崩れます。
食べることが少なくなったのでカップラーメンとかもあやしい。
昔から外食のラーメンは絶対にお腹を壊していました。

バファ○ンとかベン○ブロックとかでも動けなくなるぐらい薬には弱いので、
抗がん剤とか無理だろうなーと思っています。

なので、飲むとしたら漢方のみ。
あとは自分の回復力に頼るのみ。
そのときにからだの力を使うためにツボなどを使うときがあります。


という特徴があるので、西洋医学側には立ちたくても立てません。
だから薬を使って症状を抑えてしばらく動けるなら
それは選択肢があって個人的には羨ましいとも言えます。

僕にはその選択肢がないですからね。


そしてこういったひとつひとつを選択することも”自分らしさ”だと思います。
何が良くて何が悪いというものでもない。
あなたが信念を持って選んだものはすべて正しい。


ただ、以前食品添加物の記事で取り上げた安部司さんも言っているように
からだに入れるものがよくないものである可能性はありますし、
それを子供に食べさせることをどう思うか、
そういうことは最低限知っておいて判断をしないといけないと思います。


2016年7月18日月曜日

二元論にならないこと-中庸

”偏らず中正なこと”を中庸と言います。


東洋医学でなにごとも中庸であることが好ましいとされています。
どちらにも偏らず中庸であること。


東洋医学では”陰陽”や”五行”あるいは”氣血水”という概念で
からだのことを見ていきますが、
例えば”陽”が良いもので強ければ強いほどよい、というものではありません。

”陰”と”陽”のバランスが取れていること。
”五行”のバランスが取れていること。
”氣血水”がバランスよくからだを巡っていること。
というバランスが重要としています。


またその中庸の具合というものも
西洋医学・科学のように統計で出された大勢の人を対象とした中での
真ん中らへんということではなく、
個人個人にあるその人に取っての中庸が大事であるように思います。


多くの人の真ん中に当てはめられる、という言い方はおかしいかもしれませんが、
その人にとって一番いい状態・無理のない状態というのは
一般化できないことが多いと思います。

なので、例えば
(身長に対して)体重が何kg以上は”悪い”とか、
血圧が140以上だと”いけない”と言うのは
本来的にはどうなのかな、と思います。


また、ここまでが”良い”、ここからは”悪い”。
これをするのは”良い”、これは”悪い”という二元論で考えるということも
”その人らしさ”を排除することにつながってよくないこともあると思います。


ひとつの答えを得るためには二元論の方が簡単なこともあると思いますが、
”自分にとっての中庸”を知っておくということも必要なことではないでしょうか。

そしてそれは結局”自分らしさ”につながることなのではないかと思います。

2016年7月17日日曜日

舌診2

舌診について続き。

自分の状態を知りたいというとき
自分が今いい状態なのか悪い状態なのかわからないと
言われることがあります。


自覚症状がないなら、まぁいいんじゃないかと思うと同時に、
確かにどういう状態なら良いと言えるのかというのは難しい話。


舌診に関しては良い状態というのがあります。

それは、赤ちゃんのような舌の状態。


緊張しすぎず、膨張しすぎず、適度に締まって全体がきれいなピンク色。
柔らかさもあって動きが滑らか。
うっすらと白い苔がある状態が一番よいです。


これはひとつの目安になると思います。
とは言っても大人がそれを目指すのはなかなか大変だったりします。


まずは自分の今の状態を知って、
少しずつでも改善していく、食事など見直してみるということが
からだのメンテナンスとして大切ではないかと思います。

2016年7月16日土曜日

舌診

東洋医学にはいろいろなからだの見方があります。

その中のひとつ、舌診。
これはある程度知っていると面白いと思います。


例えば、

舌に歯型がついていると”氣虚(氣が少ない)”
舌の裏の血管が青紫色で怒張していると”お血(血流が悪い)”
舌がボワッと大きくなっていると”水滞(水のめぐりが悪い)”
舌先に赤いプツプツができる”ストレス”
舌に付く苔が黄色い”胃熱”

などなど。ざっくりとですが。


あと、子供さんを見るときに舌を尖らせて固い感じで
見せてくれるお子さんがいらっしゃいますが、
神経の細やかな子供さんで緊張感(ストレス)があるように感じます。


氣虚や水滞なんかはイメージとしてからだの状態とリンクさせると覚えやすいかな。
(しんどいときはからだがダラっとするように舌にも力が入っていない。締まっていない。
水がたまるとからだも膨張してむくむ感じが舌にも感じられるなど)


舌の場所によって五行に当てはめることもできますが、
これはややこしくなりそうなので聞いていただけるといいかと思います。


舌を見ると変化がわかりやすいので見ておくと面白いと思いますし、
自分の体調・状態がわからないと対処もできないですからね。


2016年7月15日金曜日

反射区

反射区というものがあります。

有名なのは足裏リフレクソロジーというものです。
足の裏に神経が集まっていて、
内臓器官や生理機構と関連のある箇所を刺激すると
その器官などの血液循環が良くなって健康が回復するというものです。


足裏の反射区が有名ではありますが、
反射区は耳にも手にもあります。

耳つぼジュエリーなんかもありますね。


自分で触りやすい箇所としては手の反射区がいいのではないかと思います。

ひとつの考え方なので違う見解の方もおられますが、
中指を頭~首と見立てて、
人差し指と薬指が腕、親指と小指が脚。

手のひら側がお腹、手の甲が背中です。


ですので、手のひらを揉むと内臓を刺激することになります。
指の先を揉むと免疫力が上がると言っていたりしますが、
手や脚の末端を刺激することが全身に影響を与えると言えます。


反射区ではないですが、
合谷というツボは目の疲れや歯の痛みなどに有効ですし、
喉が痛いとか呼吸器系の症状には魚際というツボがあります。

反射区と同時にたくさんのツボがありますので、
手を揉む、疲れをとるということを自分でもご家族にでも
普段のケアにしていただけるといいと思います。

2016年7月14日木曜日

食品添加物

先日来ていただいた方と添加物の話になりました。


うちは3・4年前に安部司さんの動画を見て
少しずつ調味料をはじめ食べ物を変えていきました。

食品に限らず、現代は
環境(空気)汚染、農薬、化学肥料、成長促進剤、
放射性物質などなど
からだに悪影響を及ぼすであろうものが多くあります。

ひとつひとつなら大丈夫ということかもしれないですが、
たくさんあるとね。考えますよね。


そういったものをどれだけからだに入れないようにするか、
入ったときには出せるようにしておくかということが重要だと思います。


安部司さんの動画を貼っておきます(最後の方ちょっと壊れてます)。

安部さんのいいところは、添加物は悪者じゃないと言っているところだと思います。
添加物はいっぱいだけど、安くて、便利で、美味しいものが
食べられていたからいいじゃないかと言っています。


知った上で、何を選ぶか。
どういう価値観の上で自分が生活をしていくか。

食べるということは生きることということがよくわかります。


単純に番組として面白いです。
添加物に関して興味がある方はぜひ。

知りたくなかったという方もおられると思いますので、
知りたくない可能性のある方はご遠慮下さい笑



博士も知らないニッポンのウラ #20 食品のウラ / 安部司 [ 食品添加物評論家 ]

2016年7月13日水曜日

相談だけでもどうぞ

施術後にいろいろとお話をお聞きします。


今持っている疑問をお聞きしてお答えしたり、
からだの様子などお話をさせていただいたり。

最近は施術をするということはひとつのきっかけであって
お話を聞いたり、知っていることをお伝えしたりということが
メインなのではないかと思うほどです。


そのためにいろいろと本を読んだり実践したりしているので
特に”施術”ということにこだわらず
やっていきたいと思っています。


特に東洋医学的な見方というのは
二元論にならず全体を見る見方なので
少し余裕を持った、今までの視点とは違う視点から
からだや考えを見られると思います。


マッサージが苦手というお声もよくいただきます。
そういう方でも大丈夫な施術ではありますが、
もし相談だけしてみたいという方がおられましたら
お氣軽にご相談いただきたいなと思っています。


今までもそういうスタンスでしたが、値段を付けさせていただきました。

60分3000円

この値段が安いのか高いのかというのは本当にわかりません。
当たり前ですが人によっては高いでしょう人によっては安いでしょうし。
じゃあ立ち話ではどうだとか(その場合はいただきません)
施術前後の相談はどうだとか(基本的にいただいていませんが、
お氣持ちで出していただいた場合ありがたくお受け取りすることもあります)
細かくなるとはじまらないので、ここからはじめます。

氣になることが解消するというだけでも氣はめぐるものだと思っています。
そういう意味でご相談いただくということも
僕の中での大切な部分です。


どんな形でも自分のことを使ってもらえたらなと思います。
お気軽にご連絡ください。

2016年7月11日月曜日

体調を見るとき2

自分の体調を知っておくということについて→前回

体調を見るときによく思うのが、
直近の生活や状態を見るだけではなく、
もう少し長いスパンで見ることをしてもらいたいと思います。


よく施術に来られた方にからだがどんな印象か、
もしくは施術の後にどんな印象だったかをお伝えします。


例えば、血がちょっと少ない感じですね、とお伝えする。

そして血が少なくなる東洋医学的な要因もお伝えします。
例えば…
・ものを見るということは血を使うことだから、
目の使いすぎで血は少なくなっていく。
・夜寝ている間に血をためているので、睡眠不足になると血がたまらない。


そうすると、そういえばこの2~3日スマホをする時間が多く
寝るのが遅かったですと言っていただく。
そのことに氣付くことはとても大切だと思っているので、
そこはよかったと思う。

けど、です。


もう少し長いスパンでも考えられます。

例えば2~3週間前からの食事の内容。
例えば2~3週間前からの天候、気候の重なり。
例えば半年前の引越しによる環境の変化。
例えば半年前から続くストレス。

もっと長い期間のこともいくらでもあると思います。


東洋医学では冬の不調を防げるように夏の間から養生をする
冬病夏治と言ったりします。

夏場クーラーに当たりすぎて冷えが溜まっていると
からだの”陽(温める力)”が少なくって、
冬により冷えやすくなってしまう、というようなことですね。


体調は意外と長く持ち越すしていきます。
積み重なっているものがある場合があるということ。


こういうことを知っていないと、東洋医学も対処療法になりますね。
それじゃ薬飲んでるのと変わらないですからねー。

2016年7月7日木曜日

参院選2016

参院選が7月10日に行われます。

東京選挙区では三宅洋平さんが大盛り上がりの様子。
3年前の参院選では全国比例区で出馬されて
残念ながら落選はされたけど、そのときから政治に注目をするようになりました。


今回、改憲したい人たちが3分の2以上の議席をとると
おそらく憲法改正にむかって行くだろうというところが
争点のひとつになっていると思いますが、
憲法を変えたいというのは今の民進党さんも言っているのでややこしい。


問題は(?)今の自民党の中心にいる人たちが
どうして憲法を変えたいと思っているのか、
どういう風に変えたいと思っているのかが問題ということだろうと思います。

facebookを見ていると下の動画のダイジェストがよく出てきて、
国民主権や基本的人権をなくそうって言っててヤバイ!
ということを書いています。

まぁ、そりゃ確かにそれだけ聞いたら嫌だ。
じゃあ本当にそんなことを言っているのかダイジェストではないのが
あったので見てみました。


まぁ、確かに言っとる。びっくり。

けど、何を考えているかは理解しました。
皆さんも一度見てもらうとある程度理解できるのではないかと思いますし、
これを良しとするのか悪しとするのかはそれぞれかなと思います。


自民党の方々は、
日本の主権は国にある(国民ではない)ということをいっていると感じました。
そう思って自民党の改憲草案を見るとわかりやすい。

今は国民がいるから国があるという形になっていると思いますが、
良い?正しい?国があるからこそ国民が豊かなのだ、みたいな感じかな。

それが戦前に戻ることだと批判されるわけですね。
それが進むと天皇陛下万歳とかなるんですかね。


今は個人の人権が確保されていてまだ自由があるという感じがありますが、
改憲が進み自民党さんの考えている社会になっていくと、
”国が認めた範囲の中での自由”が国民に与えられる。

そんな印象を持ちました。


あとは今の憲法は押し付けられたやつだから変えないと、とか
自分の国は自分で守れないとおかしいから国防軍だ、みたいなことを
おっしゃっておられます。

そういうのは理解はできるんですよね。
ちゃんと言ってくれたらいいのに、なんで隠すんだろうね。



とにかく、僕はものっすごく縛られたくないタイプの人なので、
自由が制限されそうな感じはとてもイヤだ。
戦争に向かっていく可能性もまぁあるでしょう。
憲法9条は守りたいと思っています。

個人的にはTPPに参加してほしくないと思っているので
あれこれ合わせると野党さん側かなと思います。


こんな話も気軽にできるといいなと思います。
動画貼っておきます。リンク切れたらごめんなさい。



創生「日本」東京研修会 第3回 平成24年5月10日 憲政記念会館


がんについて3

良性、悪性にかかわらず腫瘍って何なのか。


調べてみても、西洋医学的な見解はイマイチよくわからず。

悪性腫瘍(ガン)に関してはわからないながらも遺伝子の異常ということになっていますが、
良性の腫瘍の原因も”これでなる”というものはないんですね。
(子宮筋腫はホルモンの影響が言われているようです。)

あまり何が原因かわからないけど切っちゃったりするんですね。
西洋医学って科学的で細かく細かく症状を見て行っていると思ってたら
ざっくり切ったりしてよくわからん。


『抗がん剤は効かない』の近藤誠さんが
本物ガンとガンもどき(偽物ガン)があると言っているのが
なんとなくわかった感じがします。



東洋医学の見解としては血・水のめぐりが悪いことが原因とされています。
血や水が滞り不要なものが集まって腫瘍ができるという考えですね。

血や水は氣の力で動いていると考えますので、
普段から氣のめぐりをよくすることが大切です。


なんか自分の宣伝みたいになってしまったのでまた次回。





2016年7月6日水曜日

エアコン

QUINの2階にエアコン付きましたー。


去年は7月はまだ暑さもましだったのですが
今年は暑い!

と言うわけで、引越しで手放すというウインドウクーラーを
友人から譲ってもらい取り付けました。

これで夏場も安心です。
もし暑そうだからとお越しになるのを避けていた方がおられましたらごめんなさい。

たぶんもう大丈夫です。
よろしくお願いいたします。


急に陽気が上がりすぎたから、気圧の問題なのか
特に頭痛がしばらく続いているということで施術にお越しになる方が増えています。

お気軽にご相談くださいね。






2016年7月5日火曜日

体調を見るとき

自分の体調や体質を見ることができるというのは
大切なことだと思います。


何となくからだが整っていると少しの違和感に気が付くことができるように思います。


その違和感を感じたときにどういう状態なのかの
指標のようなものを自分自身で持っていると
違和感の原因とその対処ができるようになるのではないかと思うのです。


僕の場合は”経絡”と”ツボ(経穴)”を知っているので
からだの違和感を内臓と関連付けて判断をします。


”経絡”を知っているとなにかと便利に思います。

舌を見るということも知っていると面白いですね。

普段でも尿や便の状態は調子の善し悪しと関連させて
見る機会が多いと思います。



調子の悪いときに最初にどんなことがあるかを知っているだけでも便利かなと思います。
けど、それにとらわれすぎてもいけないですね。

そのあたりが難しいところですね。

2016年7月1日金曜日

たましい

見に見えないもの(氣とか魂とか)に興味がある。

本もいろいろ読む。



肉体には魂が宿っている。

魂はそれぞれが課題(とか約束、業?)を持っているらしい。

この世にいると身体があるので、魂だけのあの世よりもその課題をやりにくい。

だけどそれが魂の修行になるからあの世の魂がこの世に来るのだそうだ。



この世で身体は死んでしまうけど、魂は死なない。

身体が死んだら魂はあの世に行く(戻る)。

そしてまたこの世に来て課題をする。

あの世とこの世を行ったり来たりするらしい。



魂があの世に行ったらどうしているのか。

あの世でもこちらと変わらず近所付き合いとかあって、

悩んだり、心配事があったり、氣をつかったりするらしい。



それって、こっちと変わんないじゃん!と思ったら、死ってなんなんだろうと思う。

あの世でもこの世でも魂の課題は同じだから、

死んでもむこう(あの世)に行くだけか、という氣もしてくる。




もちろんむこうでは僕は”前田晋吾”ではないのだろうけど、

みんないるのかと思うと死もそれほど怖くないかも。

そしていずれはみんなむこうに行くのだ。



「お互いにむこうに行ったら一回デートしようぜ」なんて口説き文句もありですかね。


...いや、それ嬉しくないな。。。