2016年7月25日月曜日

からだの片側ばかりに症状が出ることについて

例えば、

からだの右側ばかりに症状が出る。
肩コリも、足の痛みも、目の不調も右側だという。

片側ばかりに症状が出るということは
施術をしているとよくお伺いします。


ひとつの解を東洋医学的にお答えすると、
からだに流れる経絡を氣がうまく巡っていないからというのは
ひとつの答えになると思います。


東洋医学では、経絡という”氣の通り道”を考えています。
そこに氣がうまくめぐっているということが、
健康を考える上で重要としています。

この経絡を氣がうまくめぐらずに滞ってしまったときに
経絡上に痛みが出るという考えを”不通即痛”と言っています。


ここまでよろしいでしょうか。
氣が滞ると、経絡上に痛みが出る。



そして、経絡がからだにどう分布しているかですが、

からだの前後の正中線上に2本(任脈・督脈)。

そしてからだの片側に12本。
この12本は左右どちらにもあり、左右対称です。

この12本の経絡はつながっていて、
氣がめぐっています。



これらのことを合わせると、
からだの片側にある経絡のどこかで氣の滞りがあると、ある箇所に痛みや不調がでる。
氣の滞りは解消されていないので、同じ側の別の箇所にも不調がでる。

ということが溜まって行くと、からだの片側ばかりに
不調が起こるということは考えられることです。


これは東洋医学をベースに施術をしている人、
経絡を意識している人独特の考え方かもしれませんし、
他の人には他の理論があるのでしょうが、
不調に対するひとつの解になるのではないかと思います。


ちょっと難しい話になっちゃいましたねー。
直接お話しないとわかりにくいかな。

経絡や氣のことを知りたい!というワークショップなどの
ご要望ありましたらぜひお気軽にお声がけください。

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