2016年6月26日日曜日

自分の中での流行りの施術:足首~足先

施術をしていると自分の中で重点を置く場所というのが変わってきます。

最初は背中を特に意識が行っていましたし(→腰背部の施術
頭と顔の施術を重視しているときもありました(→時代に合った施術)。

そこで得た意識は残しつつ、今は足首から足先への施術を意識しています。


足首から足先の施術をしていて感じることは

●二足歩行をする人間にとって足首はひとつの土台。
 なので、足首が固いと全身の歪みに影響する。
 (足首を整える・柔らかく保つことが重要)
●足裏リフレクソロジーが全身(内臓にも)に影響があるように、
 足先は全身とリンクすると言われる箇所。
 その歪みをとり、柔らかさを保つ、刺激を与えることで全身のケアにつながる。

というのが大きなところだと思います。


最近は短い時間でも足に施術をする機会を増やしていますが、
・足がすごく軽くなったとか
・内臓が動き出したとか
・からだがポカポカするとか
と言っていただけるので、わかりやすく効果のあらわれる部位だなと感じます。

直立二足歩行をしている、ということを考えれば
影響が大きいのも当然といえば当然とも言えますね。


また、からだの一部(今回は足でしたがその他でも同じ)を施術すると
全身に影響が見られるということは
東洋医学的な見方をわかりやすく示していておもしろいところでもあります。

2016年6月20日月曜日

明日にむかって生きる

明日にむかって生きる、ということは

死にむかって行くということでもあるのだな、と思います。


人は当たり前に死ぬ。

でも、死ぬまでは生きられる。


みんなおんなじ。

2016年6月16日木曜日

がんについて2

がんについて、変わらず勉強をしています。

がんという病気をよく耳にするものの、
これが一体なんなのかということを本当に知らなかったな、
というのが実感です。


今、日本人の2人に1人ががんになり、
3人に1人はがんで亡くなると言われています。

それって、もうがんになるのが普通なんじゃん!という感じで、
もはやがんは本当に病気であるのかという疑問さえあります。


がんのことを知っていくと、人(もう少し言うと多細胞生物)である以上、
がんとは誰にも起こりうることであるとわかります。

以前紹介した立花隆さんの番組でも「共生していく」という意識が
大切ではないかと言っておられましたが
誰にも起こりうることとして認識し、がんのことをある程度知り、
どのように共生するのかということを考えておくことも大切かと思います。


ということで、がんってなんだという一番最初のところですが、
がんは「誤った遺伝子情報(DNA)を持った細胞が増殖していく病気」です。
わかりにくい!
でも確かだ!


細胞は日々死んでいきますが、その分コピーをされて生まれ変わります。

その過程でコピーミスがあり、誤ったDNAを持った細胞が出てきてしまいます。
その細胞が増殖をし続けるものだとがんになっていきます。


コピーミスは当然日々起こるものですが、
そこで大切なことは免疫を高めておいておかしな細胞が出てきたときに
免疫がその細胞をやっつけられるようにしておくことが大切そうです。

長くなりそうです。また。

2016年6月15日水曜日

小豆がゆ

どうしても身体に湿がたまるこの時期、
むくみやお腹の不調(下痢と便秘を繰り返す)などを感じる方も多いのではと思います。

うちは奥さんが水滞体質(身体に水がたまりやすい)なので、
この時期は特に身体も重そう、むくみもあるようです。


人によっては頭痛やめまいなども出やすい状態ですね。


という事で、小豆のお粥を作ってみました。

小豆は利尿作用や解毒の作用があるとされていて、
疲労回復にも効果がある、、、というのはネットでよく書いてありますねー。


今回のだいたいの分量
お米(五分付き):1合
小豆:50g
塩:4g
お水:1300cc


ちょっと水多めかもしれませんが、奥さんはこれぐらいが好きだそう。
好みですね。

ちなみに小豆はゆでこぼさない方が栄養的にはいいようですが、
あんこを作る感覚でゆでこぼして炊きました。


薬膳というと難しい感じがしますが、
お粥だと考え方がシンプルでやりやすいと思います。

とても美味しく食べられて普通にオススメですが、
ちょっと水がたまってる感じがするときにはよりオススメ。
ぜひ一度。



2016年6月13日月曜日

がんについて

がん(癌ですね)について、なぜか猛烈に勉強をしています。
なぜかというのも変なんですが、スイッチが急に入った感じ。


まだ勉強中ですが、
参考になっているものを紹介しておきます。


立花隆「がん 生と死の謎に挑む」

ジャーナリストの立花隆さんが自身のがんをきっかけに
NHKと取材をして放送もされています。

本にはDVDが付いている、ようなのですが、
図書館で借りてきたのでDVDは見れず。

ネットで見つけたので、それで見ましたすいません。

がんについて、とても詳しく現状を取材されていて、
この映像を元に最新の知識を積み上げるのが
がんの理解をするのにとても早いのではないかと感じました。



他にはホリスティック医学として
西洋医学と代替医療、食事や気功なども取り入れて
ケアにあたっておられる帯津良一先生の本も読んでいます。


がん治療の難しさと同時に、がんは生命そのものという感じ、
がんと向き合うということは自分自身に向き合うということだと感じています。


僕ががんだというわけではないです。念のため。

2016年6月10日金曜日

何を食べるか、どう食べるか

長くなったし、小難しい方面に行ってしまいました。
食べ物の話は正解がないので迷いますよね。


”エントロピー(無秩序化の指数)”


食べ物に関して、いろいろと相談を受けます。
お肉はどうですか、とか
パンはどうですか、とかいろいろ。

これはその方の体質などにもよるので答えが難しいですが、
一般的なことはお答えしています。

けど、楽しみもあっていいと思っていますし、
自分でもそこまで厳格な食事をしているわけではないです。


一冊本を読みました。

帯津良一『がんになったとき真っ先に読む本』(草思社)

1996年発行の本なので少し古いのですが、
この本のエントロピーという概念は
食べ物のことを考える際に役に立つのではないかと思います。


エントロピーは物理学の用語なので、
wikipediaを見るととても難しいことがたくさん書いてあります。
なかなか理解するのは難しいですが、こんな感じです。

食べ物を食べると体内で自動的にエネルギーに変換される。
エネルギーに変換されたときにその代わりとして
エントロピーという廃棄物がでる。

エントロピーは廃棄物なので
できるだけエントロピーの低いものを食べたほうがいいし、
体外に排出をされて体内のエントロピーが少ない方がよい。

こんな感じだと思います。


では、エントロピーを低く保つにはどうするか、というと、
秩序が乱れていないものを食べるということです。

人口のものよりも自然のものを食べた方がよい、です。


精製された白米よりも玄米の方がいいことになります。

植物は大地から生えてきたものなので一番自然だけど、
お肉はその植物を一度動物が食べて、それを人間が食べるので
エントロピーは高くなります。

当然、砂糖や塩なども未精製のものを使ったほうがよいです。

もちろん化学っぽいものはやめた方がいいでしょう。

そして食べる量を減らして排泄を多くすれば
エントロピーを減らしていけるのでその方がいいということです。


何をどう食べれば良いのかということに特に明確な答えはないと思います。
本人が選んでいくことしか答えはないです。

けれど、最低限間違ってはいない考え方みたいなものはあると思いますし、
このエントロピーという概念を知っておくのはいいと思います。

だからといってお肉ばっかり食べてるといけないかというと、
お肉ばっかりで元気な人もいますからねー。

2016年6月2日木曜日

あらためて

東洋医学では当たり前のことですが、



氣がからだの血や水を作る

氣がからだの血や水を動かす



そんなことを知っておくことが

一番大切だなぁと思います。