2016年11月19日土曜日

冬の養生のお話会(武庫之荘)

11月28日(月)は武庫之荘のノウムベーカリーさんで
冬の養生のお話会です。

ノウムベーカリーさんでのお話会では
お話の後に温かいスープを一緒に作っていただきます。
(今回は冬の養生のお話と、
冬に合う”かぼちゃと白ネギのおなかがぽかぽかするスープ”を予定しています。)


お話会が終わってからの時間、個人的なからだのご相談も
有料になりますが受け付けています。

からだの状態、不調についてなど、
東洋医学の視点からお伝えできることがあればと考えています。

こちらもお気軽にご相談ください。



11月28日(月)
【季節の養生のお話とおいしい養生スープの会 】
〇場所:ノウムベーカリー(武庫之荘)
〇時間:11時~12時、13時~14時
〇参加費:1500円 〇定員:各回8名
〇講師:「推拿・レイキ めぐり」 前田晋吾
※参加希望の方は事前に予約ください
ノウムベーカリー
電話:090-7348-1657 メール:knowmubakery@gmail.com



冬の養生のお話会(王子公園)

先月に続き、ハーゼ65さんのイベント・ハーゼイコーゼで
養生のお話会をさせていただきます。


前回は土用の養生についてでしたが、今回は冬の養生について。
ミドリカフェ・うちだきみこさんの養生ドリンクは”アップルジンジャードリンク”です!

 イベント中は個人的なカラダのご相談も受け付けています。(有料)
お気軽にご参加ください!


 12月4日(日)
 【季節の体のお話と養生ドリンクの会】

東洋医学のお話を聞きながら、季節ごとの体に合う飲み物を作ってみんなでいただきます♪
(今回は冬の養生のお話と温かいアップルジンジャードリンクを予定)

〇場所:ハーゼ65(阪急王子公園駅すぐ)
〇開催時間:1回目→12時~12時半、2回目→14時~14時半
〇参加費:1500円 〇定員:各回6名
〇講師:「整体めぐり」 前田晋吾、「ミドリカフェ」うちだきみこ
※参加ご希望の方は事前にミドリカフェ(078-806-8585)までご予約ください。




2016年11月16日水曜日

陰陽五行-五性

五行では世界を「木・火・土・金・水」にわけました。

そしてその”五つに分類する”ということをいろいろなものに応用しました。

季節、気候、臓腑、味、色。。。。


その中に”五性”という食べ物の五つの性質があります。
それは、寒・涼・平・温・熱。


からだを冷やす性質の食べ物なのか、温める性質の食べ物なのか。

旬の食べ物は、だいたいが季節にあった性質を持っています。
つまり、夏に取れる食材は冷やす性質(トマト・ナス・きゅうりなど)、
冬に取れる食材は温める性質(ネギやかぼちゃなど)を持ちます。


他にもお肉類はだいたい温める性質を持っていますし、
熱帯の地域の食べ物(バナナなど)は冷やす性質を持っています。

これだけ覚えていると、だいたい季節に食べたいものがわかります。


しかし、たまに例外がありまして、それが「カニ」。

カニは冬とれて、さらに寒い地方でよくとれるにも関わらず、
その性質は”寒”。

僕はカニを食べ(過ぎた)あと、お腹から冷えた感覚があって、
ガタガタ震えて動けなくなった経験があります。

カニ怖い。好きだけど。

皆さんもカニの食べ過ぎにはお気をつけください。


カニを食べるときはお鍋や焼きガニで(陽の性質を入れて)、
温める性質をもつネギや七味などの薬味を多めにして楽しんでくださいね。




2016年11月14日月曜日

なんちゃって糖質制限

前回の続き。なんちゃって糖質制限をしています。
炭水化物を減らしているだけだから、炭水化物ダイエットかもしれない。
ダイエットのつもりは全くないけど。


基本的に白米とパンを食べないということにして、
けど調味の甘味は遠慮しないという、
限りなくなんちゃっての糖質制限。

まだ少ししかしていませんが、
体調はすこぶる良いです。


白米をたくさん食べる美徳みたいなのってある気がしますが、
食べなくても大丈夫ですね。

個人的に鶏肉が好きで、ちょっと疲れたときなどに
鶏肉が食べたくなるので、ご飯を食べない分、ちょっと鶏肉多め。

野菜も多め。豆腐とかもよく食べています。


厳密な糖質制限というのは全くの不勉強でわからないのですが、
とりあえずこんな感じでやっていっています。


意外とと言うかなんというか、食後眠くならないし、
ちゃんとご飯の時間にお腹がすくし、間食しなくても大丈夫。


今のところいいことばかりです。なんちゃって糖質制限。

たぶんそのうちご飯も食べたくなるし、パンも食べますが、
体調を維持する上でプチ断食や白米を食べないと言う選択肢を
持っていることはいいのではないかなと思います。


いずれにしても、知識というよりからだの調子を聞いていくと
自然に何が食べたいか、食べたくないかがわかっていく、ということだろうと思います。


あまりこだわらずに、からだの変化を楽しんでみたいと思います。

2016年11月13日日曜日

プチ断食といのちのスープ

なぜかご飯を食べるとめちゃくちゃ眠くなるようになったので、
プチ断食をしてみました。

昔からやせてはいるけど、結構食べます。
特に白米をたくさん食べる人だったので、
時々起こる、眠たくなることをちょっと気にしていました。

血糖値が急激に上がって、下がったときに眠くなるんじゃないか、とか。


夕食を抜くぐらいはこれまでもしていたのですが、
今回は朝から夕方まで食べないことにして、
成り行きで夕食を考えようと、
可能なら二日ぐらいいっちゃおうと思っていました。


結局、夕方までやってみてからだの感じもわかってきたし、
からだの蓄えが少ない分、ちょっとしんどいかも、となってきたので
夕食から食べることにしました。

その間、基本的にお白湯を飲んでいたのですが、
時間があったので辰巳芳子さんの”いのちのスープ”を作ってみました。


”いのちのスープ”と言われるのは玄米のスープです。

玄米(陽性)を25分ぐらい炒り続け(陽の氣が高まる)、
その炒った玄米を水に入れ、昆布と梅干し(陽性)を入れて
30分炊く(陽の氣が高まる)というもので、すごく陽の強いスープです。

玄米を炒っているときからとても熱を感じ、
飲むとお腹があたたまり、とても優しい、滋味深いスープでした。


玄米を炒るところがクリアできればそんなに難しくないので、
陽の氣の充実したスープ、一度試して見られるといいと思います。


わかりにくけど、いのちのスープ


結局、夕食はキムチ雑炊にしたのですが、
断食をしていたからか、このキムチ雑炊を食べてからしんどくなりました。

この時に、なんとなく白米が影響している感じがしました。
また、翌朝もご飯とパンを全く食べたくなくなり、
お昼はおかずのみで十分に。

そして現在、なんちゃって糖質制限?炭水化物ダイエット?へ移行しています。


断食すると自分のからだの感覚が良くなるって本当ですね。
半日ぐらいの断食なら大丈夫だと思いますので、
玄米スープ同様、一度試してみてください。



2016年11月9日水曜日

陰陽五行-季節の養生を考える

季節の養生を考えるというと、
冬なら”冬に何をするか”ということになりがちですが、
それよりも前の季節からの過ごし方も大事になります。

特に冬のことを考えると、
夏場にクーラーなどで冷えを持ち越したままにしていると、
からだに冷えがあるので冬に余計につらくなる。

そのため、夏場にしっかり日にあたり運動もして汗をかいて
過ごしておくことが必要になります。


冬に冷えが重なったまま春へ、次の夏へ。
同じことを繰り返してしまうとからだがどんどん冷え(陰)の方に
傾いていってしまいますね。


冬に何をするかということと同時に、
これまでどのように過ごしてきたのかということも考えて
からだのことを見ていくと、わかりやすくなると思います。


もちろん、”冬に何をするか”はとても大事です。

養生の考え方を知って、この冬からからだのことをケアしていく。
もし不調のある方がおられたら、
この冬をどう過ごすかをスタートにして
からだに興味を持ってもらえたら嬉しいです。


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東洋医学のお話会

ご自宅、カフェなど、どちらにでもお伺いします。

出張お話会

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2016年11月7日月曜日

養生のお話会でした

11月6日、秋の土用の最終日に
「季節の体のお話と養生ドリンクの会~冬の養生・秋の土用編」として
養生のお話会をさせていただきました。


王子公園のハーゼ65のイベント「ハーゼイコーゼ」でのお話会。

ミドリカフェ・うちだきみこさんの養生ドリンク”杏仁チャイ”(名前からしておいしい)も
当たり前にとても美味しくてあたたまって、いい時間になりました。

早く次の季節の話が聞きたいと言っていただいたり、
個人的な相談もあったりと充実した時間になりました。

いつも写真への気持ちが薄い僕は今回も写真が一枚もない。

ということで、雰囲気だけでも、と自宅で写真を撮る。
写真のチャイは実は豆乳チャイなのは内緒です。




東洋医学のことを少し知っていると季節ごとにやるべきことが見えてきたり、
やらない方がいいことも見えてきたり。

自然に沿ってどう暮らしを考えるか。

そんなことをこれからも伝えていけたらいいなと思います。


次のお話会は武庫之荘のノウムベーカリーさんで冬の養生のお話です。
卵不使用で自家製の天然酵母でパンを作られているノウムベーカリーさん。
小麦は国産、ほかの素材にもこだわってパン作りをされています。

老若男女問わず美味しいと思えるパンを作っていて、
僕も大好きなパン屋さんです。

ノウムベーカリー

ノウムベーカリーさんでは冬にぴったりのあたたまるスープを出していただきます。
僕自身もスープを楽しみにしながらお話させていただこうと思います。

また、個人的なご相談をお聞きする時間もとっています。
まずはお気軽に話を聞きにいらしてください。


【季節の養生のお話とおいしい養生スープの会】
日 時:11月28日(月)
     一回目:11:00~11:30
     二回目:13:00~13:30
場 所:ノウムベーカリー
     兵庫県尼崎市上ノ島2-37-8
ご予約:09073481657(ノウムベーカリー)



2016年11月4日金曜日

施術の感想9

施術の感想をいただきました。


施術のはじめのころは1ヶ月に一度くらいのペースで来られていましたが、
今は数ヶ月に一度でもご自身で調子を整えられているようで
嬉しい限りです。


お腹の施術も興味を持っていただき、ご感想をいただきました。

お腹に意識が向いたら時差ボケになったというのは
とても興味深いですね。

あたまで考える(考えすぎる)のではなく、からだで感じると
こんなことも起きるのだなと勉強になりました。


ありがとうございます!!


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めぐりさんにはここ1年半程不定期にお世話になっています。

そもそもは肩こりの改善がメインの目的でしたが、

通ううちにそれまでほとんど意識したことのなかった胃腸にフォーカスが移るようになり、

今回お腹の施術のモニター募集を見てすぐ申し込みをさせてもらいました。


モニター期間中は、海外旅行に行ったり風邪をひいたりと、

体調自体があまり良くなかったのですが、

施術後は体が芯からポカポカとあたたかくなっていました。

特に、いつも冷えている足があたたかい。

その日はお腹の施術のみだったにもかかわらず、です。

これには驚きました。

そのあとあたたかさは持続していたように思います。


モニター1回目に、今回のモニターさんの中でダントツお腹が硬いです、と言われて、

まあそうだろうなぁと思っていましたが、

何度かモニターに通ううちにやわらかくなったと聞いてほっとしました(笑)。


興味深かったのは、ヨーロッパから帰ってきて数日後に行った時のことです。

私はいつも時差ぼけはほとんどなく、

今回も帰国の翌日から普通に仕事に出かけていたのですが、

その日の夜から夜寝つけなくなってしまい、

3時半ごろにやっと眠りにつくという日が数日続きました。

モニター前日も1時前には寝ていた(それも用事があり眠いのを無理して起きていた)ので、

色々原因を考えてみたのですが、頭は無理やり生活時間に合わせていたのに、

お腹はまだ時差ぼけが残っていたため、

お腹の施術によってお腹の時間に頭がリセットされたのかも?と思ったりしています。


めぐりさんの施術も、私が通い始めてからも色々と変化してきたように思います。

私はそれまで、仕事が忙しい時期は週1ぐらいで街中のマッサージ店に駆け込むほど

ひどい肩こりでしたが(そして必ず「硬いですね!」と言われる・苦笑)、

めぐりさんに通うようになってからはほとんど行かなくなりました。

かといってめぐりさんで肩こりの治療を受けているという感じではなく、

最初の頃こそ肩や背中への指圧はありましたが、徐々に「押さない」方向に変わってきて、

強めの指圧が好きな私は何となく物足りなさすら感じていました(笑)。

今も肩の凝りを感じはしますが、マッサージ店に駆け込むことがなくなったことを思えば、

めぐりさんの施術が身体全体に効いてきているのだろうなと思います。

(肩こりは肩だけではない、ということなのでしょうね)


そして、これまではあまりお腹のことを気にかけていませんでしたが、

施術してもらったり、色々とお話をする中で、

やはりお腹って大事なんだな、と意識するようになりました。

自分でもすっかり忘れていましたが、今年のSNSの新年のあいさつに、

「今年は胃腸を整える、がテーマかも」と書いておりました。。

とはいえ、なかなかお腹をいたわってあげることができていませんが、

そういう気付きをいただけたことに感謝したいと思います。


(女性)


陰陽五行-陽氣を高める

寒く、陰の氣が強い冬。

この時期にどうやってからだを温めるかというのはひとつの課題でしょうか。


陽の氣を取り入れる方法の一つは食事。

陽の性質の強いものは、冬が旬の根菜類、
にんにくや生姜などの香辛料系の食材、ネギや玉ねぎ、牛肉、鶏肉。
必ず出てくるのが羊肉ですね。


こういった食材そのものが陽のものをとることもひとつですし、
長い時間かけて調理されたものも陽の性質を持ってきます。

コトコト煮込んだスープ、となるとじっくり陽の性質が増した食べ物になります。
逆に時短料理は陽の氣が(比較すると)少ないことになりますね。


根菜をたっぷり使って時間をかえて作ったクリームシチューなんて、
一番いいものではないでしょうか。



からだを動かすということも単純に陽の氣を作るものです。

そして夜しっかりと休むということも結果的に陽の氣を作ることにつながります。
陰と陽は相補的に働くので、夜しっかり休んで”陰の氣”をしっかり補わないと、
結局陽の氣も増えていきません。


陰と陽、お互いに補い合ってのひとつの世界です。
自然に沿った養生をしていきましょう。



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東洋医学のお話会

ご自宅、カフェなど、どちらにでもお伺いします。

出張お話会

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2016年11月3日木曜日

からだをあたためる

【鶏肉とジャガイモのローズマリーグリル】


からだをあたためる鶏肉。

鶏肉は補益の食材で、氣と血を補ってくれるもの。
じゃがいもはお腹の調子を整えてくれます。

塩をキツめに振って、蜂蜜を少しだけ加えるのがオススメ。
鹹(塩辛い)味と甘味はおいしい組み合わせですね。

また、ローズマリーなど香草類は氣をめぐらせてくれるものが多いです。


氣を補って、めぐらせる。
寒い時期にからだをあたためてもくれるので、
これからの季節にもオススメ。


うちはオーブンがないので無水鍋で作ってます。
簡単ですので、ぜひ。




2016年11月2日水曜日

陰陽五行-土用を知る

うなぎでおなじみの”土用”。
いかがお過ごしでしょうか。

ただいま”秋の土用”の最中であります。
10月20日から11月6日までが土用。
11月7日からが立冬で、いよいよ冬に入ります。


土用は各季節の間にあって、リセットの期間です。
季節の疲れやら何やらをリセットして、
次の季節にスムーズに移行するための期間。

このときに熱が出るというのはからだにいるウィルスをやっつけて
次の季節にすっきりと入っていくという意味でとても正しいことです。

風邪薬で熱を抑えるのはもったいない。
せっかくのからだの反応ですからね。


五行でいうと、この”土用”と関連させて考えているのは
自然でいうと、もちろん”土”。臓腑では”脾と胃”です。

”脾と胃”は消化器官。胃腸ととらえてもらったらいいです。


”脾と胃”の養生としては
黄色いものや甘いものがオススメです。

かぼちゃやさつまいもなどは自然の甘味と色でも”脾胃”を補ってくれる食材です。

そして、摂ることも大事なことですが、
摂らないという選択肢も持っているといいと思います。

現代人、食べ過ぎ。

”脾胃”のケアとして、働きすぎている胃腸を休めてあげるという
発想をしてもいいのではないかと思います。


この時期に脾胃のケアをして、冬にしっかり貯められるように。
そして冬に貯めた氣(エネルギー)で、春に新たな芽を芽吹かせられるように。

そうやって一年をすごしていきたいですね。


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東洋医学のお話会

ご自宅、カフェなど、どちらにでもお伺いします。

出張お話会

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バナナは陰性(再掲載)

もうかれこれ3年も前の記事なのですが、
なかなか美味しそうなものを自分で作っていたので再掲載。

からだを潤す食材ばかりなので
皮膚がカサカサしたり、乾いた咳が出るときにいいですね。

バナナや豆乳は氣がめぐらないときにもおすすめです。


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奥さんが、身体に熱がこもって熱いと言っていたので、
バナナを使ったレシピを考えてみました。


【バナナ蜂蜜ミルク】
1、バナナを少しつぶして蜂蜜と豆乳をかけてあたためます
2、シナモンを振って完成



なぜバナナかと言いますと、バナナは南国の果物ですので、
身体の熱をとる作用があります。

夏など気温の高い季節や一年中熱い熱帯の国で取れる食材は
熱をとる(陰性の)食材が多いです。

夏野菜のトマトやきゅうりなども同様ですね。


ですので、冷え性の人などは食べ過ぎると余計に冷えを
作ってしまうので注意が必要です。


さらに身体の中から潤いを与えて熱を抑えられるよう、
潤い効果のある食材の蜂蜜と豆乳をまぜています。


最後に身体が冷え過ぎないようにシナモンパウダーを振ってケア。


熱がこもった感じがしているときにお試しください。