寒く、陰の氣が強い冬。
この時期にどうやってからだを温めるかというのはひとつの課題でしょうか。
陽の氣を取り入れる方法の一つは食事。
陽の性質の強いものは、冬が旬の根菜類、
にんにくや生姜などの香辛料系の食材、ネギや玉ねぎ、牛肉、鶏肉。
必ず出てくるのが羊肉ですね。
こういった食材そのものが陽のものをとることもひとつですし、
長い時間かけて調理されたものも陽の性質を持ってきます。
コトコト煮込んだスープ、となるとじっくり陽の性質が増した食べ物になります。
逆に時短料理は陽の氣が(比較すると)少ないことになりますね。
根菜をたっぷり使って時間をかえて作ったクリームシチューなんて、
一番いいものではないでしょうか。
からだを動かすということも単純に陽の氣を作るものです。
そして夜しっかりと休むということも結果的に陽の氣を作ることにつながります。
陰と陽は相補的に働くので、夜しっかり休んで”陰の氣”をしっかり補わないと、
結局陽の氣も増えていきません。
陰と陽、お互いに補い合ってのひとつの世界です。
自然に沿った養生をしていきましょう。
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