2016年6月10日金曜日

何を食べるか、どう食べるか

長くなったし、小難しい方面に行ってしまいました。
食べ物の話は正解がないので迷いますよね。


”エントロピー(無秩序化の指数)”


食べ物に関して、いろいろと相談を受けます。
お肉はどうですか、とか
パンはどうですか、とかいろいろ。

これはその方の体質などにもよるので答えが難しいですが、
一般的なことはお答えしています。

けど、楽しみもあっていいと思っていますし、
自分でもそこまで厳格な食事をしているわけではないです。


一冊本を読みました。

帯津良一『がんになったとき真っ先に読む本』(草思社)

1996年発行の本なので少し古いのですが、
この本のエントロピーという概念は
食べ物のことを考える際に役に立つのではないかと思います。


エントロピーは物理学の用語なので、
wikipediaを見るととても難しいことがたくさん書いてあります。
なかなか理解するのは難しいですが、こんな感じです。

食べ物を食べると体内で自動的にエネルギーに変換される。
エネルギーに変換されたときにその代わりとして
エントロピーという廃棄物がでる。

エントロピーは廃棄物なので
できるだけエントロピーの低いものを食べたほうがいいし、
体外に排出をされて体内のエントロピーが少ない方がよい。

こんな感じだと思います。


では、エントロピーを低く保つにはどうするか、というと、
秩序が乱れていないものを食べるということです。

人口のものよりも自然のものを食べた方がよい、です。


精製された白米よりも玄米の方がいいことになります。

植物は大地から生えてきたものなので一番自然だけど、
お肉はその植物を一度動物が食べて、それを人間が食べるので
エントロピーは高くなります。

当然、砂糖や塩なども未精製のものを使ったほうがよいです。

もちろん化学っぽいものはやめた方がいいでしょう。

そして食べる量を減らして排泄を多くすれば
エントロピーを減らしていけるのでその方がいいということです。


何をどう食べれば良いのかということに特に明確な答えはないと思います。
本人が選んでいくことしか答えはないです。

けれど、最低限間違ってはいない考え方みたいなものはあると思いますし、
このエントロピーという概念を知っておくのはいいと思います。

だからといってお肉ばっかり食べてるといけないかというと、
お肉ばっかりで元気な人もいますからねー。

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