2016年7月11日月曜日

体調を見るとき2

自分の体調を知っておくということについて→前回

体調を見るときによく思うのが、
直近の生活や状態を見るだけではなく、
もう少し長いスパンで見ることをしてもらいたいと思います。


よく施術に来られた方にからだがどんな印象か、
もしくは施術の後にどんな印象だったかをお伝えします。


例えば、血がちょっと少ない感じですね、とお伝えする。

そして血が少なくなる東洋医学的な要因もお伝えします。
例えば…
・ものを見るということは血を使うことだから、
目の使いすぎで血は少なくなっていく。
・夜寝ている間に血をためているので、睡眠不足になると血がたまらない。


そうすると、そういえばこの2~3日スマホをする時間が多く
寝るのが遅かったですと言っていただく。
そのことに氣付くことはとても大切だと思っているので、
そこはよかったと思う。

けど、です。


もう少し長いスパンでも考えられます。

例えば2~3週間前からの食事の内容。
例えば2~3週間前からの天候、気候の重なり。
例えば半年前の引越しによる環境の変化。
例えば半年前から続くストレス。

もっと長い期間のこともいくらでもあると思います。


東洋医学では冬の不調を防げるように夏の間から養生をする
冬病夏治と言ったりします。

夏場クーラーに当たりすぎて冷えが溜まっていると
からだの”陽(温める力)”が少なくって、
冬により冷えやすくなってしまう、というようなことですね。


体調は意外と長く持ち越すしていきます。
積み重なっているものがある場合があるということ。


こういうことを知っていないと、東洋医学も対処療法になりますね。
それじゃ薬飲んでるのと変わらないですからねー。

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