2018年9月21日金曜日

伝え方の難しさ

これは、施術について聞かれた時に毎回うまく答えられていないなと
感じていることについて、反省を込めて書きます。
よく「施術で○○な症状も治るんですか?」と聞かれます。
これの答えが難しい。
正直なところ、治る場合もあるし、治らない場合もあります。
そこにある大きな要素として
「施術で○○な症状も治るんですか?」 という言葉の中に
「あなたに頼んだら治してくれるんですか?」のニュアンスがあると
治りません。
人が治してくれる、という意識はちょっとやっかいです。
自分の力で治るのだ、とまずは(とりあえず嘘でも)思っているかどうか。
人に頼って治してもらおうと思っていると、
症状にフォーカスしすぎたり、
無意識に治りたくない場合はすぐに状態が元に戻ったり
他の気になるところを探してしまって、
延々としんどいことがあるように思います。

僕の場合はまず、全ての人を治しているとは思っていませんので、
質問自体が(僕からすると)ちょっと変な角度から飛んできています。 
いや、もちろん質問がおかしいわけではないです。
当然、気になることですし、治らないと言われたら頼む意味がないですから。
ただ、自分のからだは自分で治していくしかないと思っています。
僕は治っていくためのきっかけを作ったり、
治っていく方向性をつけていくというイメージです。
それでも頼っていただいて、お互いに
「もうだいたい大丈夫ですね」という状態なると、とても嬉しいです。
あとは自分のやりたい方向に向かって行ってもらうだけです。

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