陰陽五行は 「この世界をどうやって理解するか」という考え方です。
前回は陰陽の話でしたので、五行の話を。
五行論になると急にややこしくなってきて
理解するのが難しくなる感じがしますが、
ひとつの季節を想定するとわかりやすくなるかと思います。
五行というと「木・火・土・金・水」。
世界はこの五つの要素でなりたっていると昔の人は考えました。
そしてこの五つにあらゆるものを当てはめて世界を理解しようとします。
たとえば、”水”の要素について。
”水”に関連のあることとして
自然と対応させたもの:冬・寒・黒・鹹
からだと対応させたもの:腎・膀胱・骨・髪・耳
冬という季節は寒くからだが冷える。
黒いものや塩辛いもの(鹹)、海のもの(水)を食べてからだを補う。
また腎が影響を受けやすい季節。
腎が弱ると足腰が弱くなり(骨)、白髪や耳が遠くなるなど
いわゆる”老化”といった状態が起こりやすくなる。
そのため寒さから身を守り、夜は早く寝て朝はゆっくりと起きて養生をする。
五行を知るとやるべきことも見えてきやすいのではないかと思います。
東洋医学のお話会
どちらにでもお伺いします。
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