2017年5月31日水曜日

施術に関して5

【言葉】

からだに関わる人と言うのは、すぐに人に呪いをかけられると思います。

例えば、「週に2回来てくれないと良くならない」という言葉を、
どうしても週に1回しか通えない人に言うと
これは良くならないですよね。どうしても。

例えば、「肝臓が悪いですね。うちに通ってくださいね」というと、
気になって仕方ないですよね。
重く受け取れば、そのうち肝臓が悪くなります。


呪いをかけるのは簡単で、逆にそれを解くのは難しいと思います。
ですので、かける言葉には注意をしています。

通院の間隔についてはもちろん、必要な人には間隔を指定して伝えますが、
どれぐらいで通えばいいですかと聞かれたときは
自分のからだが行きたい!と思ったときに来てもらうのが
一番いいですと伝えています。

それが一番からだが良くなっていく期間だろうと思いますし、
自分のからだの声を聞いて、必要なときだけ頼るという感覚がわかる
方法なのではないかと思います。


「どこが悪いですか?」と聞かれることがありますが、
施術をしたい箇所はわかりますが、基本的に悪いところはわかりません。

ツボの感じでここが気になりますから気をつけてね、ぐらいは言います。
どこが悪いかって聞きたいですか?
僕は悪いと言われたところを気にして生活したくないので
聞きたくないし、だから悪いところはわからないと言います。


また、「良くなっていっている」と思ってくださいとも伝えます。
「まだここが痛い」「まだ良くならない」という思考は、
潜在意識では「痛い」「良くならない」という箇所だけが取り上げられ、
それがからだに影響を与えます。

言霊と言いますが、言葉とマインドとの関係は非常に重要だと思います。


施術も大事ですが、こういった言葉も大事ですし、
今こういうことを書けるようになったのは、
本心からこれらのことを思えるようになったからでもあります。

5年目になると、なかなかいいこと言うじゃん。

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