2014年5月15日木曜日

放射性物質拡散シュミレーションの報告会と勉強会

丹波に移住してから、多くの人とつながったりイベントに出たりしています。
タイトルの会はfacebookのつながりでスタッフ募集していたので、
なんの気なしに参加した篠山のイベントでした。

正確には
兵庫県による「放射性物質拡散シュミレーション」、
避難計画等の問題についての報告会+勉強会。

2014年4月に兵庫県による高浜原発、大飯原発の重大事故が起こった際の
放射性物質拡散シュミレーションが新しく発表され、
その内容の確認と今後を考える会でした。


正直、放射能に関してはあまり知らないまま、ただ怖いなぁと思っていただけでした。

実際に話を聞いてみると丹波市や篠山市にも当然相当の被爆量が予想されるだけでなく、
実家のある西宮市にも被害が予想されていることを知りました。

また丹波市など多くの被爆が予想される地域でも福井県など
原発に近い地域の住民の受け入れ先となっていること(被爆をしながら避難を受け入れるのか)、
今のところの避難計画は全くと言っていいほど機能しないであろうこと、
安定ヨウ素材の備蓄と配布の問題があること、などなど、、、


うーん、とりあえず自分の身は自分で守ろうか、という感じでしたが、
参加して原発の問題をしっかりと考えるいいきっかけになりました。


篠山市は原子力災害対策検討委員会を立ち上げ、地域防災計画を検討されているようで、
今回はその委員会の方の呼びかけでできた勉強会でしたが、
各地域、そして個人個人が一度実際の事故が起こった状況を想定し
避難のシュミレーションをしてみることが重要だと思います。

避難がいかに難しいかわかること。
そしてそれが原発そのものをどうするのかということにつながってくると思います。


お話をいただいたのは「原発なしで暮らしたい丹波の会」の児玉さん、
「美浜の会」の島田さんと山本さんでした。


参考:放射性物質拡散シミュレーションの結果について
http://web.pref.hyogo.lg.jp/kk39/kakusansimu.html

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