頭を使っていると、からだの隅々にまで
いしきは行き渡らないのだと思います。
見ていて素晴らしいなと思う人はなんとなく
共通点がある気がします。
それがいしきが通っている人。
ダンスをする人や、楽器をしっかり鳴らせる人。
指の先にまでいしきがいっている。
楽器の隅々まで気が通っている感じがする。
そういった人を見るとハッとさせられます。
先日、森下典子さんの『日日是好日』(新潮文庫)を読みました。
これはお茶を通して感じて来られたいろいろなお話が載っています。
頭で考えず、今ここにいる、
そうしたときに流れるようなお点前になる。
そんなことが印象に残りました。
「いしき」とひらがなで書いていますが、
「意思」の「気」がからだの隅々に届く。
そのことが人をひきつけるのかなと思ったのです。
「意識」ではなく「意思気」。
そんなことを考えて、これからも施術をしていきたいなと思います。
考えてると、上手くいかないんですけどねー。
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