2017年10月17日火曜日

治ると良くなる

からだの体調が一度悪くなった、そのことに対して
「治したい」と「良くなりたい」とふたつの言葉があてられると思います。

医療者ではないので立場的に「治せる」とは言えないわけですが、
それ以上に「治せる」と言いたくない感じというのがずっとありました。


「治る」という言葉にはどこか「元に戻る」というニュアンスがあるように
自分の中で感じています。

「元に戻る」という意味で「治る」を考えると、
時間の経過もありますので、厳密に言うと
全く元に戻るということは”無理”なのではないでしょうか。


何より「良くなりたい」は前を向いている言葉のように思います。

今の体調・症状を受け入れて、その上で今日より明日良くなる。
今日より1週間後少しでもよくなっているように自分なりに思う。

それが重なって、体調を崩す前の状態に近いところを目指す。


原因に目を向けるでもなく、まず今の状態を確認し、受け入れ、進んでいく。
ひとまず今を受け入れるということはすごく重要だと思います。


逆に「治す」が元に戻るということを含むのならば、
それは全く後ろ向きな作業に思います。


これは言葉の上でのことなのかもしれませんが、
言葉の上での違いだけならば、よりよい方を選び、
そのことが気持ちに影響する方がいいように思います。


僕は、からだが良くなる、そのお手伝いはできるのではないかと思います。



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