2015年4月20日月曜日

血がたりない

身体をめぐる血が不足している状態を中医学では「血虚」と言います。

先日から夜遅く寝て朝早く起きる生活をして、
パソコンやiphoneをする時間も多くなっていました。


中医学では夜睡眠をとることで血をためるという考え方があり、
また血(肝血)を使ってものをハッキリと見ると言う考え方もあります。


と言うことは、
睡眠時間が短い→血がたまらない
パソコンやiphoneで目を使う→どんどん血を使う
と言うことになり、完全に血虚になってしまいました。


血虚になると、これは実感としてですが、
・疲れやすい ・動悸がする ・眠りにくい
・精神的に不調 ・目がかすむ ・筋肉がかたまりやすい
と言う感じでした。

これは知識としての血虚の状態と全く同じ。
身をもって体験したなぁと思いますし、体験できてよかったなぁとも思います。

こういった症状一つ一つが、患者さんのお話を伺う中で、
施術の中でも生きてくるのかなと思います。


と言うことで、少し無理をしていた自分に謝りつつ、
お昼寝をするチャンスがあったのでしっかり眠ってスッキリしました。


ちなみに血虚の改善ですと
黒い食材や赤い食材、ホウレンソウやニンジン、レバー、ひじきなどをとる、
睡眠を十分にとる、目を休めてあげることなどが
普段の生活に取り入れやすいかと思います。

食事をして氣血水を作りますので、お腹の調子を整えられるように
暴飲暴食、冷たいものや脂っこいもののとりすぎを控えるといったことも
長期的にみると重要なことだと思います。

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